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バンドリ! の今後の展望を不安視する

クソ記事です。

自分はバンドリ! ガールズバンドパーティ!(ガルパ)を初期から長くやっており、いつかブログなどで紹介記事でも書いたろかなと思ってたのですが、最近は半年以上ログインしてません。

ここ最近バンドリの人気は確かに落ち始めているという印象はありましたが、その理由やデータについて下記のnoteで詳しく解説されています。こちらを読んでちょっと感化されたのもあり、以前から考えていたことを整理するためブログ記事として残しておきます。

note.com

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元々バンドリはゲーム、アニメ、出演声優によるリアルライブをリンクさせるという"エモさ"が大きな武器でした。自分もPoppin'PartyRoseliaの楽曲を気に入り、さらにそれを演じている声優が実際に弾いてライブするのすげぇ!と思いプレイし始めました。

しかし、2020年に新型コロナウイルスの流行によって外出制限、イベントの自粛などが始まるにつれ、バンドリは急速に勢いを失ったように感じました。

テーマがガールズバンドものということで、2周年を超えてくるとイベントや本編のストーリーでやること残ってるのか?というぐらいマンネリが続いていましたし、以前からリアル・アニメで活動していたRAISE A SUILENがなかなかゲームに実装されない中、新バンドのMorfonicaが突然発表されアプリに実装されるなど、ユーザーを困惑させるような出来事も続いていました。*1
それでも以前のようにリアルで盛り上がれる場が提供され続けていれば、ある程度勢いが続いていたかなと思いますが、このような状況下でそのような場が少なくなってしまったことは非常に痛手です。

元々バンドリはリアルの影響を受けやすいという問題があります。
例えば、普通のアニメでは声優が変更されることがあってもそこまで大きな痛手にはならないと思います。しかし、バンドリは声優とキャラクターのリンク度も武器となっているため、声優変更は武器の構築を作り直すことになり、大きなハンデとなります。
キャラクター・リアルどちらでもかなり人気のあるRoseliaでは既に初期メンバーから2人も変更しており、実際変更される時にはバンドリ界隈内外で大きな話題になり、しばらくはその話題が尾を引くことになりました。

リアルを軸に置いた展開が逆に自らの首を絞めてしまっている、という感じに見えます。
全盛期からは勢いが落ちたとはいえまだまだアクティブ数を多いですし、コロナが落ち着けばまた活気が戻ってくる可能性もありますが、一度離してしまったユーザーをどのように取り戻していくのか気になります。

また、全体の勢いは落ちたかもしれませんが、いい楽曲はまだまだ作られていると思います。
少し前にカバーされた鳥の詩は自分の好きな重低音と美しいピアノサウンドが交差するアレンジとなっており非常に素晴らしいと思います。皆さんも聞いてください。(宣伝)

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一方で、上記のnoteでも対になる存在として挙げられているプロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク(プロセカ)は、リリースから順調に若年層に広まり、現在もアクティブ数が物凄いことになってます。 こちらは元々VOCALOIDをテーマにしたものだったり3Dモデルを使うなど、仮想世界を軸に構築しているため、このような世の中にも上手く対応できたのかなと思います。VTuberが勢力を伸ばしているのと似たようなものですかね? やはり時代はバーチャルなのか。

*1:Morfonicaは2020年3月1日に発表、その2週間後にゲーム内実装。対してRAISE A SUILENは2018年からリアルで活動しており、2019年1月の2期アニメでもキャラクターが登場している。